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ここらで久しぶりに飼育のネタです~
2004年度から本腰を入れて飼育を初めたオオクワガタですが
ついに・・・オオクワガタブリーダーの目標値だと言われている
80mmの壁を越すことができましたよ~!!
私の所の管理名では「SILVER SCALE」と名付けた超阿古系のクロスライン
ブリードから初の80mmUPが作出されました。
それまでも80mmUPは数頭出ていますが・・・どれも羽化不全個体
ばかりなので、完全羽化個体では今回が初となります。
でわでわ・・・画像はこちら!!
まあ・・・極太ではないですが、国産のスタイルはそのままに全体の
バランスが崩れることなく大型化した個体だと思います。
上羽にピンホールが出てますが、これは蛹化・羽化時の温度が高かった
のが原因かと思われます・・・
実際この個体の兄弟は75mm以上の大型個体ばかりだったのですが
今年の異常な暑さのせいか、羽化不全を連発しています・・・
国産オオの場合、蛹化・羽化の温度は25℃以下で管理しないと
不全率が格段に上がりますね・・・今年は私の温度管理不足もあって
過去に例がない程、大型個体はほとんど不全しています(^^;
昨年仕込みの個体群ですが・・・あと数頭幼虫やってるのがいます。
それと結構太い個体で70mm後半の個体がぼちぼちいますので
近々紹介したいと思います。
どうも~
せっかくHPとブログを再開したので、前年度からのオオクワガタ飼育状況
なんかの近況でも報告しようかと・・・
で、はっきり言いますと・・・今期羽化分に関しては、かなりヤバいです(爆
前蛹状態での突然死や形成不全・・・
それと羽化失敗による羽パカと突然死が多発しています(^^;
それも大型で極太の蛹に多発していますので、目も当てられないっす・・・
正直言って・・・飼育環境が暑いからだと思われます。
北海道も暑いんですよ・・・まあ本州の方に言わすと「涼しいよ~」って
怒られそうですが(笑
当家はエアコン付いてるのですが、幼虫を管理している場所にはエアコンが無く
成虫だけが温度管理の恩恵を受けています。
・・・と言っても、めちゃくちゃ涼しい訳ではないんですよ~
今年は成虫も厳しかったと思いますね~ でも30℃超えたりすることはなく
大体25~28℃で管理していました。
ヒメオオも落ちていないので、条件はまずまずかと・・・
そんな中で「これは!!」ってのが僅かながらでも羽化していますので
この個体はもう少ししてからUPしたいと思います。
で、今期の種親ですが昨年羽化個体と一昨年の羽化個体を使っています~
中でも注目の1頭がこいつです!!
う~ん、かっこいい(^^) 自画自賛ですが、良い個体だと思います。
血統ですが、超阿古E血統です、F3:75mm系の直系累代個体ですね。
サイズは全長:77.2mm、頭幅:27.5mm、胸幅:30.0mm
顎幅(基部)6.4(6.6)mmです。
よく羽化してくれたと思いますねえ~ 後足に若干歪みありますが・・・
この個体と同腹の♀49.0mmでインラインブリードしています(^^)
累代進んでますが・・・まだ弊害は少ないような感じです。
それと産地もので、新潟産を累代していますが昨年まずまずのが出たので
こちらも引き続き累代しています~ 種親はこんなのです。
いかにも北国のオオクワガタといったシルエットですね~
累代は浅くやっとWF3ですが、種親は灯火採集で採集された♀の持ち腹産卵
だったので、実質累代はF0ですので・・・WF2と言っても良い個体です。
サイズは75.5mmとなかなかの大きさです。
あと2系統ほどブリードする予定ですが、またそのうち紹介します。
北海道もすっかり夏の気配ですねえ~ 暑いです。
温室の温度は、油断すると26℃オーバーしそうな状況ですわ・・・
先週あたりから保冷剤を1つだけ入れて、普通に24℃を維持しています。
当家の場合、室温が28℃以上でも温室内は25℃以下です(^^)
この間、オオクワガタで最後に残っていた幼虫が蛹化しました!!
超阿古75E血統インラインで、当家では極太固定率No.1の血統です。
蛹室が見えていない状態だったため、状態が気になり掘り出したのですが・・・
ああ~~~顎ズレっすか・・・かなり太い個体なだけに・・・悔やまれますね。
この個体の顎幅も5mm後半はいく感じがしますね。
最終体重は25gとまずまずのグラム数で、温室の温度も保冷剤を駆使して
今の時期としては適温の24℃という好条件にもかかわらずですよ!!
瓶底で蛹化したわけではなかったのですっかり安心していましたが・・・
やはり極太血統で太く発現する個体は、蛹化時に何かしらのイケない要素が
発現してしまうんでしょうかねえ~
前回に続き2頭連続での蛹形成不全ですわ・・・とほほ(^^;
まあ、これから春にブリードした幼虫群の菌糸瓶交換も迫っているので
頑張っていこうと思います。
久々にオオクワガタのネタですね、当家主力の超阿古E血統です。
75mm系なんですが、その中でズバ抜けて太い蛹が蛹化したので紹介します。
ど~~んと、こんな感じです。
良い感じの顎じゃあないですかあ~~~!! これはかなりキテますね(^^)
孵化から約1年・・・ちょうど良いタイミングです。
幼虫時の最大体重は27gと結構な重さだったんですが、サイズ的には伸びない
感じがします・・・完全に幅に取られていますね(^^;
それと・・・後ろ足が正常な位置にありません・・・
この個体はおそらく顎幅6mmは超えてきそうな感じですので、何とか無事に
羽化するまでもっていければと思っています。
後足1本が麻痺や欠落してても、次世代のブリードには差し支えないですからね。
と言うかこれは私の私見なのですが、極太血統の中でも特に極太になる個体は
ある一定のサイズを超すと血の限界を超えて発現するため、飛び抜けて不全や
奇形・変形などの要素が増えてくるような気がしてなりません・・・
極太劣性遺伝子説が当てはまるんでしょうかね!?
とりあえず無事に羽化できるように慎重に経過観察する予定です。
いやあ~ またちょっと期間があいてしまった・・・
ブログを更新していない間でも、クワ作業は確実に進めていましたよ~
まずは今期のオオクワガタについてですが、ペアリング・幼虫回収状況です。
今年は昨年の秋ブリードでタイミングを逃し、幼虫が全く取れなかった個体から
ブリードを始めています。
今のところ5つの産卵セットを組んで・・・幼虫回収数は全体で39頭です。
といっても里子に何頭か出しているので、飼育数は現在31頭ですね・・・
一昨日も割り出しをしたのですが、5卵と結構な不調ぶりを発揮しています(^^;
今年の傾向としては・・・卵は産むが爆産はしないといった感じですね~
♀が羽化してから1年半~2年経過しているとこんな感じなんでしょうか!?
予想より少ないので、更にもう1セット追加する予定です。
というのも1本目用の菌糸瓶を45本仕込みましたからねえ~ ははは・・・
ところで、オオクワガタですが昨年ブリードした個体群の中に新潟産WF2の
幼虫がいます。
この種親ですが、中歯気味の♂60mmと♀40mmで累代はWF1です。
灯火採集された♀の持腹産卵から得た個体で、人によってはWF0と呼ばれる
個体ですね。
その中で一番体重の乗った♂が無事に蛹化しました(^^)
最大体重27gで低温飼育明けの最終体重は25gというなかなかのヤツです。
蛹の写真はこちら!!
決して太い個体ではない雰囲気ですが、長い大顎はブナ帯に生息するオオクワの
特徴が出ているのかなと思っています。
これは私が考えている今後の飼育方針なんですが・・・
阿古谷産以外でも種親を厳選し、幼虫に栄養豊富な菌糸を摂取させ累代を重ねる
ことで大型・極太個体を出すことが可能になる!?かもしれないですからねえ~
おそらく次世代あたりから固定率が上がってくると思うので、今期はとにかく
種親候補を確実に羽化させないといけないですね。
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HPは2005年度より開設中ですのでそちらもヨロシクです。